愛されている実感はある。大切にされている気もする。なのに、選ばれない。「二番目でもいい」と思って始めたのに、なぜか、どんどん苦しくなる——。その苦しさの正体は、あなたが「二番目の恋を選んだ」のではなく、また“選ばれるのを待つ側”に戻っていたから、かもしれません。
本当に二番目で満足なら、こんなに苦しくならない。「二番目でもいい」は、多くの場合、「本当は一番になりたい。でも、望んで拒絶されるのが怖いから、望まないことにした」という気持ちの裏返し。だから、愛されるほど「じゃあなぜ選ばれないの」と、愛情そのものを疑い始めてしまう。
「家庭は壊したくないから」「困らせたくないから」と、あなたは求めないでいる。でもその奥にあるのは、たいてい“答えを知るのが怖い”。はっきり求めてしまえば、「選ばない」という現実を突きつけられるかもしれない。求めない限り、その現実から目を背けていられる。だから、言えないまま「いつか」を待ち続けてしまう。
彼を失うのが怖い——それは本当。でも、もう一段奥を見ると、失うのが怖いのは「彼に特別扱いされている“私”」だったりします。妻でも母でも、いつもの役割でもない、「女として求められる自分」。会えない時間が育てているのは、実は相手そのものより、想像の中の相手と、その相手に愛される特別な自分かもしれません。
あなたは、二番目の恋を「選んだ」のではないのかもしれません。また、“選ばれるのを待つ側”に戻っていた——昔、選ばれなかった・一番にしてもらえなかった原体験を、もう一度、今度こそ選ばれることで、やり直そうとしている。だとしたら、癒すべきは彼との関係より、その原体験のほうです。
関係を続けるか、離れるか——それはあなたが決めること。ここで言いたいのは、良し悪しじゃなくて、「あなたが本当に欲しかったのは何か」に気づいてほしいということ。それが見えると、彼の返事を待つ苦しさから、少しずつ自分を取り戻していけます。実際、「自分の時間を、他人の人生の待ち時間に使うのがもったいない」と気づいたことが転機になった人もいます。
「二番目でもいい」は、本当は一番になりたいのに“望んで拒絶されるのが怖い”気持ちの裏返しであることが多いです。愛されるほど「なぜ選ばれないの」と愛情を疑い、苦しくなります。
物分かりがいいからでなく、はっきり求めて“答えを知るのが怖い”ことが多いです。求めなければ、選ばれない現実を突きつけられずに済むためです。
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この記事は、自分の気持ちを見つめるための読み物です。特定の関係を勧めたり否定したりするものでも、医学的な診断でもありません。最後の選択は、あなた自身のものです。