好きな人に、もっと私を見てほしい。特別扱いしてほしい。振り向かせたい。——その気持ちが人一倍強いなら、それはワガママでも重いのでもなく、本当は「親に振り向いてほしかった」という、まだ叶っていない願いが、今の恋に映っているのかもしれません。
「気にかけてほしい」「一番に思ってほしい」「無条件に大切にされたい」——彼に求めているそれは、よく見ると、子どもの頃に、親からいちばんもらいたかったものと、そっくり同じではありませんか。大人になっても満たされずに残った“最初の願い”は、恋愛という舞台で、もう一度叶えようとします。
あなたの親は、あなたじゃない“誰か・何か”に夢中だったのかもしれません。きょうだい、仕事、自分自身のこと、新しいパートナー——。子どものあなたは「私を見て」と言いたかった。でも言えずに、「振り向いてもらえない私」を抱えてきた。だから今、好きな人に対して、「振り向かせたい」「他の誰かじゃなく私を選んでほしい」が、強く出てしまう。それは、あの頃の“やり直し”なんです。
振り向いてくれない人ほど気になる。特別扱いされると安心する。他の誰か(元カノ・奥さん・友達)より自分を優先してほしくなる。——これらは全部、「親に振り向いてほしかった」という未完の願いの、形を変えた姿。あなたが恋愛依存なんじゃなく、あの頃の“見てほしかった”が、まだ終わっていないだけなのです。
彼に「振り向いてほしい」と強く思うとき——本当は、いちばん最初に、誰に振り向いてほしかった? その人は、あなたじゃない何に夢中だった? その時のあなたは、何を言いたくて、言えなかった?
彼が振り向いてくれても、その一瞬は満たされる。でも、根っこの“見てほしかった”が癒えていないと、また次の不安がやってきます。本当のやり直しは、まず、あなた自身が、あの頃の自分に気づいて、目を向けてあげること。そこが満ち始めると、彼の反応に振り回される苦しさが、少しずつ静かになっていきます。
子どもの頃「親に振り向いてほしかったのに向いてもらえなかった」未完の願いが、今の恋で再現されていることがあります。彼に向けているのは、本当は親に向けたかった“私を見て”かもしれません。
いいえ。親を責めるためでなく、自分が本当は何を求めていたのかに気づくためのもの。気づけると、彼の反応に振り回される苦しさから自分を取り戻せます。
関連:ACが不倫にハマりやすい理由/愛されてるのに選ばれない/好きだけど進展を望まない恋
この記事、“あなたのこと”だと感じたら。
その悩み、恋愛専門のAIカウンセラーに、そのまま話してみて。
一緒に、あなただけの“本音”を掘り下げるよ。(無料・登録なし)
この記事は自分の気持ちを見つめるための読み物です。医学的な診断ではありません。